長尺塩ビシート防水
2024-03-07
![](http://www.hayashida-k.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/03/7d6fddc4d5f4457e598413974089fe73.jpg)
こんにちは岡本です。
今回は長尺塩ビシート防水についてお話していきたいと思います。
長尺塩ビシートとは防滑シートとも呼ばれ、修繕工事ではマンションの廊下やバルコニーの床に
貼って防水層を形成するものです。
前回お話したウレタン防水と絡め複合防水とすることもあります。
施工箇所の清掃を行い、接着剤を櫛目コテで均一に塗布します。
接着剤塗布後10~15分程度のオープンタイムをおいて長尺塩ビシートを敷き込みます。
オープンタイムを取らずに敷き込むと、ボンドから発生したガスで膨れの原因となります。
敷き込んだシートを十分に端部まで転圧し、貼り付けていきます。
最後にシートの端部にぐるりと端末シールを打ち込んで完成です。
施工範囲が長い場合は溶接を行います、またエアコンの室外機がある場合、
ドレンレールなどをジョイントすることもあります。
廊下と繋がった階段には、柄を合わせ階段専用のシートを敷き込みます。
階段用シートの段鼻は防滑のノンスリップ仕様となっています。
こうして綺麗な廊下やバルコニーが仕上がります。
次回は塩ビシート防水についてお話ししようと思います。
お楽しみに!